アクリルアミドの摂取量は減ってきている

内閣府食品安全委員会は、平成26年10月03日 化学物質のアクリルアミドについて「遺伝毒性をもつ発がん物質」との評価案を示しました。

アクリルアミドに対する日本国内での評価は初めてになります。

アクリルアミドは、炭水化物を多く含む原材料を高温(120℃以上)で加熱調理した食品に含まれる可能性があることが分かっています。

アクリルアミドが危険なのは、細胞中のDNAを傷つけるおそれのある「遺伝毒性をもつ発がん物質」とみられるからです。

人類は長年、この「遺伝毒性をもつ発がん物質」アクリルアミドを食べ続けてきています。

アクリルアミドを含有する食品を一口食べたら、すぐにがんが発生するという訳ではありません。

アクリルアミドが危険なのは、細胞中のDNAを傷つけるおそれのある物質だからですが、DNAの損傷に対して人の体は修復メカニズムを持ち戦っています。

しかし、アクリルアミドの摂取量があまりにも多すぎると、修復が間に合わなくなります。

したがって、摂取量を慎重に抑えてゆくことが重要です。

普通の食生活であればアクリルアミドの摂取量はそれほど多くはなく、発がんリスクの上昇も見いだされていません。

各国政府機関は、バランスのよい食生活を心掛けることを市民に呼びかけており、企業に対してはアクリルアミド含有量を減らす加工方法の開発、実用化を促すという二つの手法で対策を講じています。

特に企業努力は進み、市民のアクリルアミド摂取量は近年、大きく下がっていると推定されています。

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