玉ねぎ・ニンニクには血圧を下げる効果が!




塩分の取りすぎは体に良くないって事は、学校の授業でも聞いてますから誰でも知っています。

ここでは、誰でも知っている事はあえて省略しますが、血圧を下げるには、高血圧を予防し、高い血圧を下げる働きのある食品を、毎日の食事に積極的に取り入れる事が大切です。

結論から申しますと、「血管を丈夫にする」、「血液をサラサラにする」、「血圧を上げるホルモンを出さないようにする」食品を毎日の食事に積極的に取り入れる事ができれば大丈夫です。

今回のページでは、タイトルの通りになりますが、玉ねぎ・ニンニクは血圧を下げる野菜ということのご紹介です。玉ねぎとニンニクを知らない人は見たことがありませんが、玉ねぎが日本に入ってきたのは明治時代ようです。日本はアメリカに告ぐ世界第2の玉ねぎ生産国です。



玉ねぎ・ニンニクに含まれるアリシン・ケルセチンが血圧を下げる。

結論を言ってしまってますが、「血管を丈夫にする」、「血液をサラサラにする」、「血圧を上げるホルモンを出さないようにする」食品を毎日の食事に積極的に取り入れる事ができれば大丈夫です。

玉ねぎ、ニンニクの特有の匂いの成分であるアリシンには、血液をサラサラにして抹消血管を拡張させ、血圧を下げる働きがあり、血栓を溶かす作用がありますから、高血圧の方は忘れないで下さい。

玉ねぎには、血圧を下げる働きがあるケルセチンも含まれています。

アリシンとはどんな成分か?

科学的な言い回しですが、アリシン(allicin)は、ニンニク由来の強い抗菌・抗カビ作用をもつ化合物です。アリシンは生ニンニクを煮たり炒めたりしたときの臭いの元となる化合物でもあります。安定している化合物ではなく、放置しただけでも徐々に失われ、調理すると速やかに分解します。動脈硬化に対抗する助けになり、脂肪塊を縮小させたり、抗酸化作用もあります。

アリシンには血液中のコレステロール値の上昇を抑制する効果があります。活性酸素を抑える力がありますから、アンチエイジング効果があります。アリシンを含む香りにより、唾液、胃液の分泌、消化吸収を高め胃腸の働きを活発にさせます。

ケルセチンとはどんな成分か?

ケルセチンはフラボノイドの一種です。クェルセチン、クエルセチンとも呼ばれています。抗炎症作用、抗酸化作用がありますが、脂溶性が高く、水に溶けにくいため体内で吸収されにくい性質があります。

ケルセチンには、血液中の抗酸化力を高める力があり、血流を改善したり、血管の保護につながるという事が分かっており、動脈硬化に対する改善効果が期待されることから、さまざな機関で研究が進められています。

効率よく食事に取り入れるには・・・

アリシンは、安定している化合物ではなく、放置しただけでも徐々に失われ、調理すると速やかに分解します。ケルセチンは脂溶性が高く、水に溶けにくいため体内で吸収されにくい性質があります。

ということは・・・熱を加えられない。

体内で吸収されにくいということは・・・少しだけ食べても効果が・・・

はい。生玉ねぎ・生ニンニクを食べるということになります。

正直なところ、生玉ねぎを毎日1つ2つ、スライスして食べるということは大変ですが、血圧を下げるには、食事に取入れる必要はありますね。

1日1個のタマネギが医者を遠ざけるということわざもあるようです。