接待を受けない人

酒の席では、商売の話しはいっさいしない社長がいます。

自社の製品を買ってほしいという気持ちは、わざわざ口に出さなくても相手は百も承知しているからです。

酒の席で商売の話しを持ち出すのは、それだけヤボというものです。

では、酒の席では、何を話しているのか・・・

奢られたら、必ず奢りかえせ

酒の席では、広い意味での哲学です。

人生観であったり、夢であったり、旅行であったり、趣味であったりと、全人格的なテーマの話しです。

それは何故か・・・

いかなる仕事でも、自分という人間をよりよく知ってもらうことが商売につながるからです。

反対に、取引先から接待される場合はどうか。

仕事ができる人は、基本的に接待を受けません。

相手は、製品を買ってほしいからご馳走し、機嫌を取ってくれるのです。

接待でヤリ玉にあげられた官僚のようにタダ酒が呑みたいという人ならともかく、打算で偽善の笑顔を浮かべる接待など意味がありません。

仕事ができる人は、そんなことよりも、取引先に借りをつくることのマイナスを十分に心得ています。

接待とコストの問題

接待で以外に見おとされているのがコストの問題です。

それは、接待費用がなんらかの形で製品価格に上乗せになっているからです。

接待する側はそうでなければ、お金を使う意味がありません。

例えば、ある部署で接待に20万円を使ったとすれば、

「20万も接待に使ったのなら、ちゃんと元はとっておけよ」と言われます。

こんな話しはよくある訳です。だから、接待を受けて、その会社から商品を購入すれば、接待を受けた側が、実は接待費をそっくり払っていることになります。

接待を相手の好意で奢ってもらっていると思ったら大間違いです。

とは言え、杓子定規で割りきれないのも事実です。

諸般の事情でやむを得ず接待を受けることもあります。

そんな時は、奢られたら必ず奢り返して借りを作らないこと。

接待を受ければ、そのツケはなんらかの形で自分に跳ね返ってくるからです。

仕事ができる人は、取引先に借りをつくることのマイナスを十分に心得ています。



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