生活習慣病の定義




生活習慣病とは、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称になりますが、生活習慣病の定義を厚生労働省が発表しています。厚生労働省では、食生活や運動習慣、休養や喫煙、飲酒などの生活習慣が、病気の発症や進行に関与している疾患を生活習慣病の定義としています。

生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のことをいいます。

生活習慣病は、毎日のよくない生活習慣の積み重ねからひき起こされる病気です。

日本人の3分の2が、生活習慣病が原因で亡くなっていると言われています。

各国でも生活習慣病の概念は用いられており、英語・フランス語・ドイツ語では生活習慣病をそれぞれ、英: lifestyle related disease、仏: maladie de comportement、独: Zivilisationskrankheit
と言います。



生活習慣に起因する3大疾病

日本では生活習慣に起因する疾病として、癌、脳血管疾患、心臓病などが指摘されており、日本人の3大死因です。毎日のよくない生活習慣の積み重ねから、がん、脳血管疾患、心臓病の発症リスクが高くなり、3大疾病と言われています。

日本では生活習慣に起因する疾病として、癌、脳血管疾患、心臓病などが指摘されておりますが、生活習慣病は日本人特有ではありません。世界各国でも生活習慣病の概念はあります。

言うまでもありませんが、がん、脳血管疾患、心臓病は日本人特有の病気ではありません。

世界の人々の生活習慣は、地域により、きわめて似ている場合もあれば、大きく異なる場合もありますが、それなりの共通点や相違点が見られます。世界の異なる国の人々でも、生活習慣全般が類似している場合は、生じる生活習慣病の割合・頻度が類似する傾向があります。