「食事は家庭で作りましょう」更年期は何を食べたらいいか




更年期と言われる40代、50代になると、血液中のコレステロールも増加し、動脈硬化が起こしやすくなっています。また、働き盛りですからストレスも多く、肥満になりやすい傾向がありますから高血圧になる人が目立ってきます。

「高コレステロールは体に悪いと思う」低コレステロールの方が体に良いという研究はいくつもあります。

英国を拠点とする慈善団体Mencapは最近、重度の高コレステロール患者の数が過去20年間で倍増しているという調査結果を発表しました。

メンキャップの最高責任者であるポール・ルイス博士は、次のように語っています。

高コレステロールの人が増えていることは、社会にとって信じられないほど悲しいことです。 高コレステロールの人は太っているわけでも肥満でもない。危険なのは体重が減ったときです。心臓発作や脳卒中のリスクは上昇し、肥満の場合は心臓発作や脳卒中につながる可能性が高くなります。

低脂肪食を摂り、血圧をコントロールし続けることには強い主張があります。しかし、体重を減らし、コレステロールをコントロールすることは本当に重要です。それでもリスクがある場合は、医師の診断を受けるべきです。

イングランドとウェールズでは、癌の約10人に1人が男性であると診断されています。

男性ががんで死亡するリスクは、高齢になるにつれて急激に上昇します。しかし、60歳以上であっても、癌は依然として死因の第一位です。 – 前立腺がんと診断された男性ががんで死亡する確率は、その2倍です。

この高血圧の発病や悪化に塩分のとりすぎが強く影響しています。塩分の多い食事として、魚介類や肉類の加工食品、インスタントやレトルト食品、さらに外食があげられます。

塩分を取り過ぎないように食事は家庭で作りましょう。

塩ジャケ1切れにはほぼ5グラム

あじの干物には1枚には2.5グラム

ロースハム2枚には1.1グラムの塩分が含まれています。

インスタントラーメンにも1袋で6.4グラムの塩分が含まれています。

外食で寿司はヘルシーなイメージもありますが、すし飯1人前に3~5グラムの塩分が含まれています。日本人が好きな外食の中で、そば、うどん、ラーメンといった麺類のつゆ、天丼、カツ丼などにもかなりの塩分が含まれています。

減塩は、ご自身でバランスを考えながら家庭で調理することが一番良い方法です。



女性はアルコールの影響を受けやすい

少量のアルコールには、ストレスの解消や血液中に善玉コレストロールを増やし、動脈硬化を予防する働きもあります。

言うまでもありませんが、飲み過ぎると、肥満、高血圧、肝障害の原因となります。

女性はホルモンの影響でアルコール代謝機能が男性よりも低いため、アルコールの影響を受けやすくなっています。

男性と同じようにお酒を飲んでいると、肝障害も早く現れ、症状が悪化しやすいといわれています。

更年期の女性が、ストレス解消のためにお酒を飲み続けていると、いわゆる「キッチンドリンカー」、

アルコール依存から抜け出せなくなってしまいます。

睡眠薬代わりに飲酒を続けているケースも依存症になる危険があり注意が必要です。

更年期は何を食べたらいいか?

更年期は、体内のホルモンが激しく変化する時期です。更年期は、胸、顔、背中、脚、腕の毛が抜けるという特徴もあります。脱毛の結果、女性は吹き出物やニキビができやすくなります。

更年期障害かどうかを見分けるのは難しいかもしれません。

ホルモンの増減に伴い、女性の体は変化します。また、若いうちは自分の体をコントロールできているように感じますが、年齢を重ねるにつれて、自分の体をコントロールできなくなることもあります。 更年期には、子供を持つことが難しくなることもあります。気分の落ち込み、怒り、イライラを経験することもあります。 多くの女性は、エネルギーや意欲が旺盛な時期を経験します。

メイヨークリニックは、「更年期は、生殖能力、気分、エネルギー、その他の身体機能に影響するホルモンの変化のため、女性にとって身体的なケアをする重要な時期です。更年期障害は医学的な症状なので、医療機関で治療を受ける必要があります。

更年期には、植物性エストロゲンカルシウムビタミンDビタミンK2を多く含む食べ物がおすすめです。

植物性エストロゲンは、大豆、ナッツ、果物、オーツ麦、大麦、マメ科植物などの食べ物に多く含まれています。植物性エストロゲンは、女性ホルモンであるエストロゲンと非常に似た化学構造をしており、女性ホルモンと模倣した働きをします。植物性エストロゲンは、いちじくのつぶつぶに多く含まれている栄養素です。

カルシウムは、主に動物性食品に含まれており、特に牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に豊富に含まれています。また、骨ごと食べられるワカサギやイワシなどの小魚にも豊富です。

ビタミンDを多く含む食品比較的含まれている量が多い食品は、魚類です。 きのこ類、卵、肉類からも摂取できますが、含まれている量は魚類に比べると多くはありません。 干ししいたけと生のしいたけを比べると、干ししいたけの方がビタミンDは多いことが分かります。 しいたけは、日光に当てるとビタミンDが増えるといわれています。

ビタミンK2は、発酵食品の納豆に特に多く含まれます。 そのため、納豆を日常的に食べている人は、食べていない人と比べてビタミンKの摂取量が約2倍であるという調査結果もあります。 脂溶性なので、油と一緒にとると吸収率が上がります。