脳科学を応用し「脳にとっての報酬」を決める。




A10神経系・ドーパミン神経系は、思いもよらぬ金銭的な報酬を得たり、欲しいものを手に入れると活動を高めます。

また、「快感」や「報酬」のみではなく、「快感や報酬の予測」でも活動を高めます。

何かを達成した達成感や、人に優った優越感でもA10神経系・ドーパミン神経系は活動を増します。

これらを「脳の報酬」と呼びます。

あなたの脳をわくわくドキドキさせる「脳の報酬」を具体化させておくことが大切です。

報酬は何でもかまいませんが、「報酬を設定してある」か「報酬を設定していない」かでは大きな違いが生じます。

何でもかまいませんので報酬をイメージしておくと、仕事や勉強を始めやすくなります。

報酬が見つからなくとも、報酬を探す意思がどこかにあるということは役立ちます。

最新の脳科学では、寝ている間に記憶が定着するとか、推論が進むらしいとか、技の定着が起こるらしいとか、「無意識的な状態での脳の学習昂進」が指摘されています。

頭の中に「報酬探し」が残っていれば、意識しなくとも寝ている間に脳は報酬を検索し続けます。

報酬は、金銭的、物質的なものだけではありません。褒められることも立派な報酬です。

重要なのは、何かをするとき、ただするのではなく、その報酬を用意しておくことです。

すなわち、仕事や勉強をした時の報酬を用意しておくことになります。



脳をハメる レッスン

あなたの脳を仕事や勉強にハメる報酬として使えそうなものを探してみましょう。

今すぐでなくとも結構です。仕事や勉強をした時の報酬を3つあげてみて下さい。

報酬は何でもかまいません。「報酬を設定してある」か「報酬を設定していない」かでは大きな違いが生まれます。

何でもいいから報酬を設定しておくと、報酬を得るための何かを始めやすくなり、やる気が生まれやすくなります。