脳科学で分かった「癒し」と「ストレス」と「記憶」の関係




「ほっとする」という快感物質のエンドルフィンは、ストレス物質と並行して出てくることが分かっています。

ストレスはノルアドレナリン系の活動を活発にし、その後、ノルアドレナリン系の活動を抑えるようにセロトニン系の活動を高めます。

ウォーキングなどの、適度なストレスが走行中の爽快感や幸せな感じを伴うのはこれらの物質のおかげです。

パチンコをしていて、全くリーチもこない状態はストレスです。

はずれ続けるリーチの連続はストレス以外の何ものでもありません。

しかし、その分ストレスが大きくなって、エンドルフィンやセロトニン系の放出を促すきっかけになります。

魚群リーチのような大当り確立が高いリーチがかかると、エンドルフィンが大量に放出されます。

そして、ドーパミンの分泌に結びつき、またドーパミンの作用を補助します。

魚群リーチがかかると大当りしやすいという連想には、経験や記憶が関係してきます。

魚群リーチ=大当りということを体感的、無意識的、理論的に知っている訳です。

魚群リーチを見ると大当りの快感を連想しやすく「ほっとする」「気持ちいい」という感覚が生じます。

この無意識の連想は、経験を重ねるにつれて「場所がもたらす癒し」も生み出します。

パチンコ店に入った時から、エンドルフィンやセロトニンが多く出てくる人もいます。

これは、パチンコ依存症の人やパチンコ常連さんにみられます。パチンコ店に入店しただけで、ほっとして落ち着き、癒される訳です。



脳をハメる レッスン

昨日、もしくは直近の仕事や勉強的な場面を思い出して下さい。

そこで、ストレスと快感が繰り返されるまで思い描いて下さい。

ハマリの裏側にはストレスがあります。

「癒し」と「ストレス」と「記憶」これは密接な関係があります。