人間の脳は「心を込めた」方が前頭葉が活性化することが実験で分かっています。
机の上を拭くときでも、心を込めた方が活性化します。
これは何にでもあてはまることが分かっています。
「掃除機をかけるとき」
「筋トレを行うとき」
など、体を使った動作には「心を込めた」方が活性化するのです。
皆さんも小さい頃に、おじいさんおばあさん、先生から、
「何をするにも心を込めてやりなさい」と言われたことがあると思います。
そんなとき、「心を込めても込めなくても同じさ。」
「同じことをするのだから・・・」と思った方もいるでしょう。
しかし、脳では気持ちを込めるかどうか、心を込めるかどうかで、
その脳活動、とりわけ前頭前野の活動が違うのです。
昔からいい継がれてきたことには、それなりの脳的意味があるのです。
何事も適当にやっていたのでは、なかなか慣れませんし、
脳が自動化を進めてくれません。
ですから、英語の勉強に入る儀式は心を込めて行うべきです。
脳をハメる レッスン
「右手で鼻をつまんで下さい」
「左手で右耳をつまみます」
「目の前で拍手して、左右を入れ替えます」
「次は二拍たたいて入れ替えます」
「一拍、二拍、三拍・・・とたたく回数を増やしていきます」
人間は何かを繰り返してやるとき、最初に心を込めた方が強く活性化され、また鎮静化も速やかに起こります。
適当にやると慣れないため、脳が自動化を進めてくれません。
「入りの儀式」として心をこめて行うと効果的です。