
人間、努力をして仕事をするのは間違えです。
なぜなら、仕事で努力するようでは天職と言えないからです。
遊んでいるときを思い出してください。
「今、俺は努力して居酒屋でビールジョッキを傾けているんだ」
という人間は、1人も居ないはずです。
目次
熱しやすく冷めやすい人。ビールを飲む感覚で仕事をしてみよう
「努力」とは「義務」の裏返しです。
だから、仕事ができる人は努力をしない。
仕事に没頭し、楽しんでやっているから、努力などする必要がないのです。
逆説のようですが、本来、仕事とはそうあるべきものです。
今の仕事に熱中できず、自分の尻を叩いている状態であれば、取るべき道は3つです。
会社を辞めるか・・・
意識改革をして熱中できるなにかを仕事に見いだすか・・・
惰性でこのまま続けていくか・・・です。
どれを選択するかは、各人の人生観によりますが、第三の道は本人にとっても会社にとっても悲劇であることにちがいありません。
逆に、熱中する対象がコロコロ変わる人は、飽きっぽいと言われますが、それでいいのです。
コロコロ変わろうとどうしようと、一つのことに熱中できるということ自体がすばらしいのです。
熱しやすく冷めやすい人。
熱中できる人間は、天職に巡りあったときにすばらしい力を発揮します。
外に求めても夢中になれることは見つからない
夢中になれることを持っていなかった当時のわたしは、何か熱中できる趣味を見つけようと、いろいろなことにチャレンジしました。
熱中できる趣味を探してさまざまなチャレンジをしたこと自体は良いことだったと思いますが、今思えば、決定的な考え方が欠けていたんです。
それは、夢中になれることっていうのは、外に求めるものではないということ。
そもそも夢中になるとか、熱中するっていうのは、自分の中から湧き出る感情なんですよね。
わたしは「夢中になれる何かがあるはずだ」と、自分の外側にあるものばかりを探していたんですが、本当に必要なのは自分と向き合うことだったんです。
https://matsuokamiki.com/archives/783
環境を整えることで集中力は自ずとわいてくる
集中力と言っても個人差が大きいものです。「自分は飽きっぽいから集中力なんて身に付かない……」そんな風に思っている人もいるかもしれません。でも、もしあなたがそう思っていたとしたら、非常にもったいないことです。
「自分はいろいろなことに目移りしがちなので、1つのことに集中するのが難しい」という人は、まず「集中力を身に付ける」という発想を捨ててほしいと思います。
本来、脳というものは集中できる環境を作ってやると、勝手にそのことに集中してしまうようにできています。「集中力を付ける」ための意味のなさそうな努力を一生懸命するよりも、脳が集中しやすい環境作りをすることのほうがずっと簡単で効果的なのです。
https://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1307/04/news010.html
快適にすればするほど集中力は高まる
電話もメールと同じように、集中している状態を邪魔するものの1つです。可能なら、留守電かマナーモードに設定しておくのがいいでしょう。私は、集中して仕事に取り組んでいるときは基本的には電話に出ないようにしています。
さらに、仕事や勉強に取り組む上では「快適さ」ということも大切な要素です。座りにくい椅子、寒すぎたり暑すぎる部屋、窮屈な衣服などは長時間の作業には向きません。私は、そういう状態をできるだけなくしておくようにします。部屋は適温にして、椅子に座るときは負担が大きくならない姿勢を保ち、着慣れた服で作業します。
快適さに関連して、私は香りの良いものも使っています。私は香水を集めているのですが、作業の間にいい香りを身に付けておくのです。身の回りを良い香りにしておくと、適度にリラックスした良い状態で作業が続けられるのです。
一説によれば、勉強や仕事には柑橘系の香りが良いといわれているようです。しかし、集中するための道具として香りを使いたい場合は、あなたの一番好きな香りを選ぶのがベストではないでしょうか。「より快適に作業ができそうな香り」は、あなた自身が一番よく知っているのですから。
https://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1307/04/news010_2.html
【時の経つのも忘れて、 ある一つのことに熱中できる人は、 必ずや、何かを成し遂げるだろう】 トーマス・エジソン
トーマス・アルバ・エジソン(1847年2月11日~1931年10月18日)は、アメリカ合衆国の発明家、起業家。
生涯におよそ1,300もの発明を行ないました。例えば蓄音器、白熱電球、活動写真などです。
また、電球などの家電だけでなく、発電から送電までを含む電力(電力システム)の事業化に成功したことが最も大きな功績といわれています。
エジソンは『エジソン・ゼネラル・エレクトリック会社』を設立し、J・Pモルガンから巨額の出資・援助をしてもらい、電力システムの開発・普及に努力しました。
この会社は、現『ゼネラル・エレクトリック社 (GE社、世界有数の巨大企業)』 の前身となった会社です。
エジソンは「努力の人」「不屈の人」などとして知られています。
幼いころから正規の教育を受けられないという困難に見舞われましたが、図書館などで独学しました。
新聞の売り子(販売員)として働くことでわずかなお金をコツコツと貯め自分の実験室を作った逸話などでも知られている。
エジソンは成功した人物として知られていますが、その一方で、それと同じくらい、あるいはそれ以上に数々の失敗・敗北を経験したことでも知られています。
大きな失敗・敗北としては、自分が選択・採用した直流送電にこだわるあまりに交流送電の優位を受け入れられず、交流を採用したニコラ・テスラおよびウェスティングハウスとの間で電流戦争に陥り、「交流電流は危険」とのイメージを人々に持たせるために様々な汚い宣伝工作等々を行ったことなどの汚点でも知られています。
結局、この『電流戦争』には敗北してしまいました。
飛行機(厳密にはヘリコプター)を作ることを考えながらも安全面の問題から断念せざるを得ず、ライト兄弟に先を越されたという失敗もありました。
http://www.fukushima-net.com/sites/meigen/1448