
会議で、自分から口火を切ることはしないくせに、人が発言すると、必ず口をはさんでくるタイプの人がいます。
こんな、経験ありませんか?
このように、人の意見に対してしか発言できないような人間は、まず仕事ができない人と思って間違いありません。
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人の言うことをすぐ否定する人「代案のない反対」は言いがかりです。
相手の意見に賛同するならまだしも、批判するだけしておいて
「じゃ、どうすればいいんだ」
と詰めよると、ダンマリを決め込む人もいますが、これは最悪です。人の発言やアイデアを否定すること自体はおおいに結構ですが、否定するなら、その根拠、代案を明確にしなければなりません。
反対する以上は、それなりの理由があってしかるべきで、代案のない反対は、いいがかりというものです。
人の言うことをすぐ否定する人も「おっしゃるとおりです」と、うなずく人もダメ
また反対に、経営トップの意見に対して、なんでも「おっしゃるとおりです」と、うなずく人もダメです。
なぜならトップは、会社の業務すべてに目を配るゼネラリストであり、部下はそれぞれの分野に精通したスペシャリストであるはずだからです。
そのスペシャリストが、トップと同じ発想や意見であったなら、その人はいらない。
トップと同じことしか考えない「クローン人間」に、給料を払うのはムダというものです。
トップは、スペシャリストの意見が欲しいのです。
それも予想をはるかに超えるような斬新な意見を求めているものです。
仕事ができる人は、自分の担当分野において専門家であるべきです。
少なくとも専門分野においては、少なくとも社長より精通していて当然です。