口べたの人

もごもごと何を言っているのか分からない社員を前にすると、怒鳴りつけたくなる・・・

こんな経験はありませんか?

口べただから怒るのではありません。

口がへたであるのなら、なぜ前もって報告すべき内容を整理してこなかったのか?

そのことに腹が立つ訳です。



目次

口べたの人。致命的な問題・頭を使っていないから話しがへたなんです。

ビジネスにおける言葉は、意思の伝達手段です。

女性を口説くのとは訳が違います。

巧言令色は不要で、何がどうしたのか?

何をどうしたいのか?

自分の意思が明確に相手に対して伝わればいいのです。

立て板に水である必要はありませんが、聞いていて何をいいたいのかわからないようでは話しになりません。

とくに話しが長い社員は最悪です。

口べたの人は話す内容を事前に整理する。

自分が口べただと思ったら、話す内容を事前に整理し、話すべき内容を紙にでも箇条書きにしてみることです。

次に、どういう順序で話すか、箇条書きを入れ替えてみる。

その場合、できるだけ結論を前に持ってくる。

「私はこうしたい。なぜならば・・・」という展開にする。

聞き手が上司であれば、知りたいのは、まず結果だからです。

こうして話す内容が整理できれば、口べたというのはありえません。

口べたな人というのは、人前に出るとアガるという場合よりも、何をどうしゃべっていいか整理できていない場合が多いからです。話すべき内容を整理できていれば、たとえ話す口調はへたでも、ビジネス会話としては合格です。