ユーザー車検を受けるために必要な書類、点検整備記録簿についてご紹介します。
点検整備記録簿は、点検・整備の結果を記入する書類です。
自動車登録番号は車検証を見て記入します。
CO、HC濃度は予備検査の排ガス検査でわかりますので、その時に記入してください。
点検整備記録簿の記録方法は、点検・整備結果を元に記録簿の左上に掲載されている記号を記入します。点検の結果、問題がなければ「良」、ブレーキパッド・タイヤなどを交換した場合は「交換」、破損した箇所などを修理した場合は「修理」、タイヤの空気圧などを調整した場合は「調整」、エアクリーナーなどを清掃した場合は「清掃」、ホイールナットなどを増し締めした場合は「締付」、エンジンオイル・パワーステアリングオイルなどを補充した場合は「給油」の記号をそれぞれ記入します。
ブレーキなどのように分解作業がともなった場合は、それぞれの記号を「○」で囲みます。
点検整備記録簿の項目で、車種によってはクラッチペダルやパワーステアリング機構などがない場合もあります。その場合は「/」(斜線)を記入します。
右下には点検を行った人の氏名と住所、点検時の走行距離と点検日時、整備などが完了した日付を記入します。たった、これだけです。意外と簡単に思えませんか?